【三重県伊勢市】姿勢工房ストレッチングオフィス代表のblog

野球肘について【三重県伊勢市のトレーナーblog】 (金, 15 12月 2017)
投球動作は、肘のMCL(尺側側副靭帯)に大きな負荷(外反ストレス)をかけます。 MCL損傷の外科的処置としては、トミージョン手術が、よく知られています。 この手術は通常、長掌筋腱か足底筋腱を移植してMCLを再建します。 MCLの損傷を予防する為の最善策は、投球数の制限です。 特に学童期においては、投球数を慎重に管理することが大切です。
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前屈時の腰痛【三重県伊勢市のトレーナーblog】 (Fri, 27 Oct 2017)
前屈時の腰痛【太もも裏の硬さが原因の場合】の特徴。 ・前屈動作の最初から股関節が屈曲する。 ・上部腰椎や胸椎の屈曲は少なく、下位の腰椎のみで屈曲が起こる。 ・骨盤が、ほぼ前傾しない。   ◇屈曲の起こっているレベルの腰椎では椎間板後方の開きが大きく、後方伸展ストレスを強く受けます。
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平背/椎間板ヘルニア【三重県伊勢市のトレーナーblog】 (Fri, 27 Oct 2017)
平背(フラットバック)は、背骨のカーブが少なく真っ直ぐな姿勢です。 一見、背筋が真っ直ぐで美しい姿勢に見えます。 【側方から見た時、理想的な脊柱は ゆるやかなS字カーブです】   この姿勢は、腰部の椎間板後方が引き伸ばされるストレスを受けやすいので、ヘルニアの方に多い姿勢の一つです。
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O脚の改善方法【三重県伊勢市のトレーナーblog】 (Fri, 27 Oct 2017)
膝蓋骨が内側を向いている内股タイプのO脚改善概要   ◇ストレッチ部位: 股関節内旋筋群(大腿筋膜張筋・小殿筋など)・大腿四頭筋・長、短指伸筋・第3腓骨筋・長、短腓骨筋   ◇トレーニング部位: 股関節外旋筋群(梨状筋・大腿方形筋など)・後脛骨筋・膝窩筋・長母指屈筋・長指屈筋
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姿勢は左右対称が良い?【三重県伊勢市のトレーナーblog】 (Fri, 27 Oct 2017)
姿勢が左右対称である事のメリット。   ①重力に対して、最も小さいエネルギー(モーメントが小さい)で立位を維持する事が出来る。 身体に対する負荷が少ないという事です。 ②美しく見える 「左右対称である事が、人の美的判断の重要な要素」である事は各種研究で明らかになっています。   一方で、姿勢を機能性という観点から見ると、文字を書く・ジャンプをする・ボールを投げる など、右半身は動作・左半身は支持(右利きの場合)として、右半身と左半身は別々の運動をする場面が多くあります。   より、機能的な身体であるためには、左右それぞれの特徴に特化した特徴を持つ必要があります。   右半身と左半身は、筋肉・関節・靭帯などの特徴に沢山の違いがありますが、一番わかりやすい(体感しやすい)のは、関節の伸展度です。   関節は伸展が強いほど安定性が高くなりますので、身体の支持を担当する事が多い左半身の方が伸展が強くなります。   左右の手の平を比較すると、右手の方が掌が深い人が多いと思います。   肘や膝を限界まで伸ばしきってください。 伸ばしきった最後の最後、左の肘膝の方が伸ばしきる感覚が強いと思います。   身体の支持を担当する事が多い左半身の方が伸展が強くなる傾向があります。   サーフィンなどの横乗り系のスポーツには 左足を前にするレギュラースタンス 右足を前にするグーフィースタンス 2種類あるのですが、圧倒的にレギュラースタンスの人が多いです。   ある調査では レギュラー89% グーフィー11%だそうです。   なぜ左足前の人が多いのか?   サーフィンなど横乗り系のスポーツでは、前に置く足が軸足、後ろに置く足は利き足となりボードのスピードなど微調整を行います。   左半身は支持する事に適応しているので左足を前にして軸とするレギュラースタンスの方が身体を使いやすい為、圧倒的に多いです。   左右半身の特徴の違いは回転にも影響します。   多くの人が、反時計回りの方が回転しやすいと思います。   これは、左足を軸(左半身は支持に特化している)にして回転する方が回転しやすいからです。   陸上のトラック・スケートリンク・野球・コンビニ・フィギュアスケートのジャンプ など
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無分離すべり症による腰痛【三重県伊勢市のトレーナーblog】 (Fri, 27 Oct 2017)
58歳女性のクライアントさんから腰痛で困っているという ご相談を頂きました。   整形外科で、「腰椎4番の無分離すべり症」という診断を頂いています。   無分離すべり症は、分離すべり症とは異なり椎間板の変性でおこります。 *変性とは、組織や細胞の性質が変化し、その機能を失う状態です。   姿勢は、腰椎後弯です。   腰椎後彎は、椎間板後方(背中側)が伸張、前方は圧縮されます。 その結果、前方が圧縮された楔形に力を受け続けます。 前方が圧縮された楔形は、滑り台のような形ですので、その上を椎体(背骨)が前方へ滑ってくると考える事が出来ます。
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坐骨神経痛/足のしびれと痛み【三重県伊勢市のトレーナーblog】 (Fri, 27 Oct 2017)
【症例】右下肢(大腿と下腿の後面)の強い痛みとしびれ。 病院の診断は坐骨神経痛。   姿勢は体幹の回旋(ねじれ)が強く、骨盤前傾、右下肢内旋。   姿勢と坐骨神経痛との関連を考察すると、梨状筋の過伸展による影響が疑われます。 梨状筋は緊張だけでなく、過伸展で悪影響を出すことも多いです。   梨状筋が最も伸展する姿位(背臥位で股関節を屈曲 大腿部を内旋 内転)にして痛みが増せば、このケースの可能性が高いです。 梨状筋過伸展の影響による症状は、臀部をストレッチすると悪化する可能性がありますので注意してください。
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人体の第3のテコ【三重県伊勢市のトレーナーblog】 (Fri, 27 Oct 2017)
第3の「てこ」は、力点が支点と作用点の間にある「てこ」です。   力には不利ですが、運動の速さは有利です。   人体では、遠位セグメントを回旋させる筋は、ほとんどが第3の「てこ」のシステムの一部です。   肘関節の屈曲を例にすると 支点:肘関節 力点:上腕二頭筋の付着部 作用点:前腕の重心点 となります。  
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人体の第2のテコ【三重県伊勢市のトレーナーblog】 (Thu, 26 Oct 2017)
第2の「てこ」は、支点と力点の間に作用点(荷重点)がある「てこ」です。   棒を支点にして大きな岩を動かそうとする時が、この状態です。   人体での 第2の「てこ」は、外部の運動力に対して偏心的に接触する筋、又は遠位が固定している時に近位セグメントに作用する筋のいずれかで発生します。   人体には第2の「てこ」は殆どないのですが、つま先立ちの状態が例になります。 支点:中足指節関節部 力点:下腿三頭筋(アキレス腱) 作用点(荷重点):足関節前方の重心線の通過点
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人体の第1のテコ【三重県伊勢市のトレーナーblog】 (Thu, 26 Oct 2017)
第1の「てこ」は、支点が作用点と力点の間にある「てこ」で、シーソーが良い例です。 シーソーは4つの力を受けています。 「人Aの接触」「人Bの接触」「楔の接触」「重力の接触」です。第1の「てこ」のシステムは、2つの合力が軸の片側に その軸から離れて加わり、反対側の回旋を生みだします。   人体には、第1の「てこ」は殆どないのですが、前腕の動き「肘頭の三頭筋の力で前腕の回旋が作られる」が、第1の「てこ」です。  
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